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まりも的日常

新装開店!まりものつぶやきお引っ越し先です。

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ぼくのパパ

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コメント

1. 無題

読みながら泣きそうになったよ…っ!!!!!!いつか必ず会えるからね(`;ω;´)

2. 無題

ぽんちゃんいらさ!
泣きそうになったなんて
書いてる私にはとっても嬉しい褒め言葉だよ!
ありがとう(^^

きっと会えた時はたくさん遊んでもらって幸せな二人だよ!

ただいまコメントを受けつけておりません。

ぼくのパパ

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こんばんわまりもです。
花金(古っ!)の夜、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

まりもはあいかわらずうだっております。うだうだと。
いつまでもこう暑いとやってられませんな~。
もう通勤電車とか通帳の残高とか通販の請求とか全部放り出して逃亡したい気分ですあ。はは。

さて、そんな月末月初っぽい愚痴はおいといて。

今回はタプテソでアンパンマンパロディです。唐突に。
ツイッタでフォローしてる方がバイキンマンとフランケンロボの関係でタプテソが美味しそう、とつぶやいていらして。
で、それにのっからせてもらいました。ありがとうございます(^人^)

その時いただいた設定がこれ。
*****************************************
関係性を要約すると、フランケンロボはバイキンマンに作られたんだけど触れるとビリビリさせちゃうからみんなから嫌われてる。だけどすごいいい子で一途にバイキンマンをパパと慕う。そんなフランケンロボにバイキンマンも嫌々言いながら世話を焼くっていう…おいしい設定
*****************************************

これを元にまりもがぐぐっと捏造いたしました。あくまでも捏造ですので、ご本家様とは関係も整合性もありません。
あとちょっといつもとは趣向を変えてみました。どうでしょうこんなのは。
ぜひ感想をお聞かせ願えたら嬉しいです。

読んでみようかな?という方は追記からどうぞ!
ぼくがせかいでいちばんたいせつなのは、パパです。

ぼくにはママがいません。
おわかれしたのではなく、はじめからいません。
ぼくはひとではないからです。
ぼくはパパがつくったロボットです。

うまれてはじめてみたのは、パパのわらっているかおです。
まるでえほんのなかのてんしさまみたいでした。
そしておきあがったぼくをそっとだきしめて、こういいました。

―おはよう、タプ。僕のかわいい息子。
―僕はテソン。これからずっと、僕の側にいておくれ。

それからぼくは、とてもしあわせでした。
あさはしごとにいくパパをみおくって、おうちのことをします。
パパのしごとがやすみのときは、もりややまでうんとあそんでくれます。
そしてよるは、ぼくよりちいさいパパをだきしめてねむります。

それなのに、パパとのおわかれのひは、やってきました。

そのひぼくは、ひとりでおるすばんをしていました。
おそとでは、たくさんあめがふっていました。
まどからおにわをみたぼくは、みずおけにこねこがいるのをみつけました。
いまよりみずがたまったら、おぼれてしんでしまいます。

―天気の悪い日に、お外へ出てはいけないよ。

パパにいつもいわれていたけど、ぼくはおそとへでてしまいました。

みずからすくうと、こねこはにげていきました。
ぼくはいそいでおうちへかえろうとしました。

そのとき、とおくできこえていたかみなりのおとが、きゅうにちかくなりました。そして

めのまえがまっしろになりました。
ぼくはあたまがわれてしまったとおもいました。
からだがちぎれたとおもいました。

きがつくとあめのなかでつちのうえにねていました。
おもいからだをひきずっておうちへはいりました。
おへやへむかったけど、そこへたどりつくことはできませんでした。

どれぐらいたったのでしょう。
ドアのあくおとにぼくはめをあけました。

―タプ?真っ暗のままで、どうしたの?

パパのこえです。あかりがつきます。

―タプ!どうしたの、こんなところに倒れて
―パパ、僕、お外に出ちゃったんだ、ごめん、なさい
―そんなことより!具合が悪いの?

パパのてがぼくのひたいにふれます。
そのとき

ばちん、というちいさなおとがして、パパがふきとびました。
そのままゆかにたおれてうごきません。

―パ、パパ!ど、どうしたの大丈夫・・・

あわててパパのほうへのばしたぼくのてが、ぱちぱちとおとをたてました。
びっくりして、りょうてをめのまえにかざすと、ゆびのあいだでひばながはしっているのがみえます。
みおろしたからだは、うすあおくぼぉっとひかっています。

ぼく、ぼく、どうなっちゃったの?
パパがいま、たおれているのは、ぼくのせいなの?

ぼくはこわくなって、さけびました。
くちをおさえ、あたまをかかえても、こわくてこわくて、とめることができません。
でも、しずかなこえが、それをとめてくれました。

―タプ・・・
―パ、パパ!ごめんなさい、大丈夫?ごめんなさい、ごめんなさい・・・
―僕は、大丈夫。タプは、何も悪くないから、謝らないでいいよ。

パパのこえにほっとなりながら、てをのばしかけて、ぱちぱちというおとに、もういちどてのひらをみます。

―君は、今日の雷雨で雷に打たれたのだろう。それで、帯電した。
―帯電。
―触ると、感電してしまうみたいだ。
―感電・・・じゃあやっぱり、僕が、パパを

きずつけたんだ、そうおもったとたん、むねのおくがきりさかれるようにいたみます。
めからあついものがぼろぼろとこぼれおちます。

―パパ、パパ、ごめんなさい、ごめんなさい・・・
―本当に、大丈夫だから。泣かないで。

パパがえがおをぼくにむけます。ぼくがうまれたときみたのと、おなじかおです。

―泣く機能なんて、つけてない、のにな・・・

そのままめをとじてしまったパパを、

ぼくはベッドにはこぶこともできません。
さわることすら、できません。

ぼくはないて、ないて、ないて。
ぼくのどこにこんなになみだがあったのだろう。
パパをきずつけたぼくは、
もう、なみだでとけてしまえばいいんだ。

ぼくはそのばん、おうちをでました。
あるけなくなるまで、パパからはなれてとおくまで。
これいじょう、たいせつなパパをきずつけないように。

あるけなくなって、くさのうえにねころんで、おそらをみました。

もういちど、パパをだきしめたかった。
おやすみのキスを、してもらいたかった。

もうでないとおもっていたなみだで、おつきさまが、にじんでみえました。


いまぼくはふかいもりのなかに、ひとりですんでいます。
ぼくにあいにくるひとは、だれもいません。
ぼくのすがたをみると、みんなにげていきます。

じぶんではわからないけど、かんでんするのはとてもいたいことなのだとおもいます。
だからみんながにげるのは、しかたのないことだとおもいます。

それでもパパだけは、ぼくにあいにきてくれます。
パパにあえたひは、とってもうれしいです。
あえなかったひは、パパのかおをわすれないように、パパのえをかきます。

そのえもたくさんになりました。
パパはげんきかな。おしごといそがしいのかな。
ぼくはだいじょうぶ。もうないたりしません。
パパになかないでっていわれたから。

こんやもおつきさまにおねがいしてからねむります。
あしたはせかいでいちばんたいせつなパパに、あえますように。
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コメント

1. 無題

読みながら泣きそうになったよ…っ!!!!!!いつか必ず会えるからね(`;ω;´)

2. 無題

ぽんちゃんいらさ!
泣きそうになったなんて
書いてる私にはとっても嬉しい褒め言葉だよ!
ありがとう(^^

きっと会えた時はたくさん遊んでもらって幸せな二人だよ!

プロフィール

HN:
まりも
性別:
女性

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