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こちら。
ヤッてみるぜ朝チュン!
れいちぇる様に捧ぐよー!
沈んでいた意識が、ゆらり、と浮かび上がる。
窓から差し込むほの白い朝日に、何度か目を瞬かせる。
(ん・・・何時?)
なんだかいつもと様子が違う。
この匂い・・・、なんだかすごく、いい香りがする。
いつもなら、朝は俺の男くせー匂いしかしないはずなのに。
(ああ、いい、匂い、だ。)
その香りの中に、ふんわりと。沈み込もうとして、そっと鼻先をすりつける。
柔らかい頬。小さくて白い耳。さらりとした、髪。
(・・・って、髪?)
一瞬で意識が戻る。え、え、えぇえーー!?
「のわっ、ちょ、ちょっとまてー!」
がば、と起き直る。
「こ、これは、もしかしなくても・・・」
やっぱ、やっちまってる、よな。
声にならない部分を心中でつぶやき、おそるおそるシーツを手繰る。んー、自分、全裸。姫、全裸。しかも。
姫のあちらこちらに散らばる、赤い花。俺が残した所有の証。
細く形のいい鎖骨には強く吸い付いた。ちゅ、と吸うと目をぎゅ、と瞑り、控えめな声が漏れた。
「ん・・・っあ。」
柔らかい胸元。喰いちぎりたくなる衝動を抑えて、甘噛みした。それでも白い肌には、はっきりとその時の歯形が。そしてどんどん甘くなる声が。
「・・・あ、ん・・・あ、やっ・・・」
そのまま、手を、下へ。ずっと触りたくて、触りたくて、まだ未知の、そこへ・・・
(ってだめだ俺思い出すなーっ!そんで盛るな!)
朝からどんどんあらぬ方向へ走り出す思考を、なんとか取り戻す。
はー、と息を吐いて、姫を見下ろす。
あー、でも、気持ちよかった、なぁ。というか、それ以前に、姫がすげー、可愛くてきれいで、最高。
俺の下で、あんあん言って。最初はちょっと痛そうだったけど、だんだんと、姫もすごい気持ちよさそうになってくれて。もうめちゃくちゃに幸せだった。ほとんど最後は意識が飛んでるぐらいな感じで。
思い出してかってに緩み始める頬を引き締めながら、時計を確認。んー、まだ大丈夫か。
そっと姫の横に滑り込み、静かにその額を自分の胸に寄せ、腕を下に敷く。
「ん・・・」
軽く身じろぎをしたが、起こさずに済んだようだ。頬に張り付いた髪を払ってやる。
(あー、寝顔も最高にかわいいなぁ・・・)
睫なげー。鼻、ちいせー。唇、ルージュなんていらないんじゃね?この口が、昨夜は、切なそうに、ジヨン、ジヨンって・・・
(だからやめろって俺!)
その愛しい、小さな温かみを、そっと抱き寄せる。なんともいえない幸福感が、胸に広がる。こんな幸せでいいの?俺。
(もう絶対)
そっとその唇に自分のを寄せ、触れるだけの、キス。甘くて、柔らかい。
「・・・離せねぇだろ、こんなの。」
小さくつぶやいて、胸に引き寄せる。そして目を閉じる。
もう少しだけ。
このまま、二人だけで、甘くて暖かい時間を、じっくり味わおう。
きっと、今日からは、いつもと少し違った日常が始まるから。
ちょっとあまあまな感じにしてみました。
がっつりエロも書きたいなぁ。ま、そのうちにね。