あなたは
今日も私を置き去りにして出て行く
「じゃあ、行ってくるよ」
そんななにげない言葉を残して
そして私は拘束される
第一の鎖、私の割れた爪が張り付いたドア
第二の鎖、背伸びしてやっと届く、肩が通らない窓
第三の鎖、擦れて血の滲む首筋に巻かれた首輪
第四の鎖、着衣を許されないこの身体
第五の鎖は、私のナカヲサイナミツヅケル
私は
今日もあなたを待ちわびる
「ただいま、イイコにしてた?」
なにげないそんなセリフに、背筋が痺れる期待を抑えられない
第六の鎖、割れた指先を吸い上げられる痛み
第七の鎖、擦りむけた肩を冷たい床に押さえつけられる瞬間
第八の鎖、滲む血を啜られさらに歯を立てられる感触
第九の鎖、あなたの噎せ返るような迸りを全身で受け止めること
そして私はあなたを束縛する
第十の鎖、アナタハワタシデナケレバマンゾクデキナイ