地獄?
何を言ってるんだ
お前がそれを求めてるから
そうしたいとその瞳が訴えるから
俺は
どうしたらいいのかわからないんだ
ただお前を愛したいだけなのに
何故、ああなぜこんなことに
なんでお前は冷たくなっていくんだ
いつだって温かかった筈のその頬も
甘く柔らかだったその唇も
どんどん冷たさを増して
俺を凍えさせる
お前はいつでも俺の側にいるんじゃなかったのか
どんなことがあっても一緒だと言っていたじゃないか
その頬を壊してしまった手のひらは
間違いなく俺のもので
その唇を引き裂いた犬歯は
いまだに血塗れていて
なぜ、なぜお前はここにいない
どうして俺は一人なんだ
早く帰って来い
いつものように、笑って見せてくれ
なぜここには、お前が、いない